ボートアジングがドンドン広がりポイント開拓が進んでくると水深60mぐらいのディープゾーンや1kn以上で流れる急流のポイントなど色々なポイントで釣るようになってきました。
そうすると使用するシンカーが今まで以上に重くなり、その使用に耐えうるタックルが必要になり、必然的に今までのスピニングタックル以上にベイトタックルの使用場面が増えてきました。
・ボートアジングで重いシンカーを使った場合、6フィート半〜7フィート台のロッドでは腕の負担が増すことになる
・女性も楽しまれることの多いボートアジングの場合、ショートロッドの方が船上での取り回しもしやすくトラブルも少なくなる
そういった理由から5フィート8インチの長さをチョイスし、5フィート台のロッドになると各セクションの役割分担と繋ぎのバランスが非常に重要になるので、テストを何度も繰り返し完成しました。
このガイドポストEMR-58bのティップには、水圧の掛かるディープゾーンの小さなアタリに対応出来るように30tカーボンソリッド使用のF-tunedティップを採用しました。
重量のあるシンカーを支えるベリーの部分には、ティップの曲がりを活かしながらすべて支えられ、粘りと強さを持たせており、40cmを超えるギガアジの強烈なパワーを吸収するバット部分には『東レ製 トレカ 高弾性40tカーボン』を使用しています。
ボートアジングにおいて、シャローからディープまでありとあらゆるシュチュエーションに対応でき、アジングロッド独特の感度を有しています。ボートアジングの場合、ティップを凝視しなくても手感度でアタリを取ることが可能です。
さらに繊細なF-tunedティップは、イカメタルなどでのケンサキイカの繊細なアタリも表現してくれるため、ボートアジングにとどまらない、非常に汎用性の高いロッドになっています。
これからボートアジングを始めようと考えている方には勿論、スピニングタックルを使って楽しんでいた方、イカメタルロッドでアジングを楽しんでいた方などに、是非一度手に取って異次元のアタリ感度を体感していただきたいロッドに仕上がりました。