フィッシュライク 1.5インチ

『波動の強弱を使い分ける事が出来るワーム』

外房のデイアジングでイワシの稚魚についてアジが入って来た事があり、アジ達はもう夢中になってその小さなイワシを食いあさっておりました。

この事からこの小魚を模した形状でワームが出来ないかと考え、開発を始める事になりました。

フォルムは小魚の様にし、1.5in.と言うサイズから「ストリームヘッド」と「ザ・豆」のシャンク(針軸)に合わせました。

問題はテールの形状で、最初は

「金魚や熱帯魚のようにフワフワさせた方が面白いのでは」

「テールの一本だけ伸ばした方がアピールが強いのでは」

と、色々な意見がありました。

そこで、ボディ本体下部に魚の腹びれ1本フィンを付け、横からの波を受けた時に抵抗が増すようにし、横波を受けた時にワーム自体が不安定になり、そのスキを狙ってアジが食いつくようにしたいと考え、更に頭とボディの境には凹みをつけ、大きく動かした時にはじめてボディ迄動くように改良し、問題のテールは実際の魚の様に似せたのですが、出来る限り薄くし、波動が小さくなるようにしました。

この「フィッシュライク」の最大の狙いはアジの活性の高低に関わらず通用するワームであるという事です。

ヘッドのくびれと薄いテールが特徴で普段のロッドアクションでは薄い尾びれの部分が微妙に動き小さな波動をだし大きくしゃくったらヘッドのくぼみから曲がりかなり強い波動を出します。